韓国でも経済発展や少子化により、ほとんどの子供が自宅に個室を持つ時代になりましたが、かつては個室を持つことなどできませんでした。 そこで登場したのが、この???(読書室)でした。 これは間仕切りで仕切られた机が多数設置された、個人経営の有料勉強部屋で、休日や学校帰りの生徒が夜の12時過ぎまで、あるいは徹夜で勉強しています。 ちなみに韓国では、おおむね一人で勉強するよりは、みんなで集まって勉強するほうが好きなようで、大学や公共図書館では朝から行列を作って席の取り合い合戦が行われます。 ですから韓国の図書館は、本の閲覧や貸し出しよりは、勉強する場所というイメージが強いようです。 チョ ヒチョル著『Q&A知ってナットク!韓国日常感覚』NHK出版より |